レター No.61「新年あけましておめでとうございます」(2019年元旦)

新年あけましておめでとうございます
平成31年の新春を迎え、謹んでお慶び申し上げます
 
 今春は天皇陛下がご譲位され、「平成」が終わり新しい時代の幕開けとなります。また、東京2020オリンピック・パラリンピックの競技大会を控えている年でもあります。様々な変化を新たな成長へとつなげ、「足元の安心」から「将来の安心」へとご自分を進化させる年となりますようお祈り申し上げます。

最高のおもてなしを!

 キャビンアテンダント(CA)から、時々機内サービス中に、「ウエダ様、ご搭乗ありがとうございます」と、笑顔で挨拶され、「ハッ!」とすることがあります(何で私の名前を?!エコノミークラスなのに・・??)。 CAは搭乗者全員のリスト(席番号と名前)を持っていますので、今日はこの人を名前で呼ぼうと目をつけるのでしょう。300人から500人の乗客がいる中で、名前プラス笑顔の挨拶をされますと私もよい気分になり、笑顔で会釈をします。
 名前はその人にとってかけがえのない大事なものです。海外に行った時に、その人を証明するものは名前の書かれたパスポートです。見知らぬ土地では、名前が命の次に大事なものです。それほど大事な名前を呼ばれれば、誰も敏感に反応します。
 心を込めて名前を呼び、挨拶をすることは、相手のためにできる最高のおもてなし(親切)の行為です。
 
 私は研修中、受講者の席の横を通る時「○○さん」と名前を呼んだり、廊下ですれ違う時「○○さん」と名前だけの声かけをする事があります。立ち止まらずにです。受講生は驚いて振り返ります。なぜ呼ばれたのか不思議に思うのでしょう。
 しかし、アンケートに「名前を呼んでもらえて嬉しかったです」と書かれていたり、先日は、久々に会った受講者から「廊下で名前を呼んでもらえて本当に嬉しかったです」と言われ、私もびっくりしましたが、月日が経っても名前を呼ばれることは心に残るものなのですね。

 親切やおもてなしは特別なことや難しいことではありません。相手の名前を呼んで笑顔で挨拶をするという小さなおもてなし(親切)を日々心がけましょう。その時、相手がどう反応するかより、自分が相手を思う行為ができたことに歓びを感じましょう!

LOVE
植田亜津子

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