レター No.13「使いたくない言葉 ~頑張ります!~」(2015年6月1日)

 「こちらの仕事をお願いします」と仕事を依頼しました。
   ・・・・・・・・「はい、頑張ります」、 「はい、ベストを尽くします」
 耳障りのよい、優等生的な言葉が返ってきましたが、不安になりました。断られたのかな?!他の人に仕事を頼み直そうか?!とも思いました。
なぜでしょうか?!
 「最善を尽くします」「努力します」は、「最善を尽くす」「頑張る」ことを約束したのであって、仕事の達成を約束していません。
 「努力したけれどできませんでした。ごめんなさい」「最善を尽くしましたが、やっぱりやれませんでした」というデキナイ“言い訳”を先にしています。

<新宿から飯田までバスで行く時>
  私:     「このバス飯田に行きますか?」
  運転手さん: 「はい、頑張ります!」
  私:     「え、え、え、飯田に行きますよね?!」
  運転手さん: 「ベストを尽くします」

・・この運転手さん運転大丈夫かしら?!!このようなバスには乗りたくありませんね!

 英語の「try」はビジネスでは使わないそうです。なぜなら「try」は“やらない”という意味だからだそうです。「植田さん○月○日空いていますか?」「時間を空けるようにトライします」と返事しました。それは「現状では時間が空いていない、たぶん空かない」という意味です。

 しかし、私はこの「頑張ってみます」「努力します」を意図的に使う時があります、何かの依頼を受けた時、「できません」と即座に言えない時です。「かしこまりました。努力してみます。その結果は明日ご連絡いたします」というような具合です。
 人間関係に角が立ちそうな時、「努力してみます」という隠れ蓑を使っているのです。しかし、やはり使いたくない言葉ですね。

仕事のできる人・成功する人は「頑張ります」ではなく「やります!」と確約します。自分が約束したことは何が何でもどんな大変なことが待ち受けていても絶対に破らない!自分との約束を守り抜く!できない約束をすると信頼されない人になってしまいます。
自分の行動は自分の使う言葉によって無意識的にコントロールされているのです。

それでは皆様、
“蒸し暑い日々が続いていますが、お仕事頑張ってくださ~い (^-^)/~!”
“私も最善を尽くしま~す (^-^)v”
“エッ!マタァ~! (*_*)”
“失礼致しました!毎日明るく元気に仕事に取り組みます!皆さんもね!\(*^-^*)/”

LOVE
植田亜津子

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