レターNo.100「忙しい時ほど、優雅なひとときを!」(2021年12月1日)

 いよいよ1年の最終月に入りました。12月は1年の締めくくりと来年を迎えるための課題が一気に押し寄せ、時計の針の進みが一層速く感じられます。しかし、気ぜわしい中にも充実感があり、パワーが出る楽しい月でもあります。

 さて、12月、超多忙な皆様が、ご自分や大切なご家族のために、短時間で作れるワンランクアップのお料理(?)を提供しませんか? 材料さえ揃っていれば、材料を切ってお料理(?)し、食卓に運ぶまで20分弱で出来上がります。
 忙しい12月に相応しいメニューです。その名は「スパイスカレー」です。

 

<材料>1人前(✕人数分)= 基本

A ○スパイス(タクコMIX)・・・各小さじ1(1:1:1)

  ・ターメリック
  ・クミンパウダー 
  ・コリアンダーパウダー

スーパーで売っている3つのスパイスの小瓶を全部混ぜ合わせ、作り置きしておくと便利です。
辛みが欲しい時は「チリペッパー」を入れますので、「チリペッパー」も用意しておくと良いです。ブラックペッパーを入れてもOK。

B  ・鳥もも肉/150グラム・・・・・・・・・・・一口大に切る(熱が通りやすいように薄目にカット)
  ・トマト/半分(約100g)・・・・・・・ ・・・ざく切り
  ・フライドオニオン(サラダ用でOK)・・・・ 大さじ1
  ・おろしニンニク(チューブでOK)・・・・・ 小さじ1
  ・おろしショウガ(チューブでOK)・・・・・ 小さじ1
  ・粗塩・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・  小さじ半分位

     (トマトとヨーグルトの酸味がありますので塩加減は最後に調整するとよいです。)

C ・無糖ヨーグルト・・・大さじ1

※「NHKきょうの料理」から

 

<作り方>
1.耐熱ガラス容器に A と B を入れ混ぜる。(鶏肉は熱が通りやすいように並べる)
2.1.にふんわりラップをかけて電子レンジで600Wで3分加熱する。(レンチン3分)
3.2.を熱いうちにトマトを潰すように混ぜ合わせ、C(ヨーグルト)を加え混ぜる。
  完成で~す!

 このスパイスカレーは、私達が慣れ親しんだカレーとは違います。インド風のドライタイプなので汁気は少ないです(心配しないでください)。水、オイル、小麦粉を使いませんのでダイエット中の方にも喜ばれます。ご飯は勿論、フランスパン、ナンにも合います。辛みが欲しい方はチリパウダーを入れて下さい。もう市販のカレールーには戻れないかな?!
 心配な方は、レンチン3分ですから、先ず、ご自分の分だけ(1人前)作ってみては如何?!一度試してみれば納得。後はご自由にアレンジして下さい。カレーの材料や、人数によって、スパイスの分量やレンチンの時間は変えることになります。私は、台所は実験室ととらえ、いろいろ挑戦しています。

<アレンジ1>【濃厚バターチキン風カレー】
 「ヨーグルト」の代わりに「クリームチーズ(約20グラム)+バター(5グラム)」
 →同じタイミングで容器に入れて温めてください

<アレンジ2>【サバキーマカレー】
 メインの「鶏もも肉」を、今話題の「サバ水煮缶/1缶(190グラム)」に変えて調理→塩の量は4分の1に減らすなど、サバの塩気によって調整してください

 現在、私のお気に入りは【濃厚エビカレー】【キャベツカレー】【なすキーマカレー】です。

 先日、我が家に婚約中の幸せカップルが遊びに来ました。その時の「おもてなしメニュー」は、このスパイスカレーです。とても喜んで召し上がって下さいました。「お料理担当は彼」ということでしたので、早速作り方を伝授しました。
 スパイスは代謝をアップし体温を上げます。また、疲れてパワーダウンした身体をリセットする力がありますから、お忙しい皆様にピッタリです。スパイスを味方につけ、マンネリ化した食卓を楽しく華やかに演出し、大切な方々との幸せな時間をお過ごしください。

LOVE
植田亜津子

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