レター No.10「~あなたは“NO”と断れますか?~ “アサーション”を学びましょう♪」(2015年3月1日)

 アサーションって何?!・・・
 アサーションとは、コミュニケーションスキルの1つです。「自分と相手を大切にする表現方法」を意味します。英和辞典で“assertion”をひくと、「主張」「断言」の言葉が出てきます。このような意味があると「強く自己主張する技術」という印象を持ちますが、そうではなく、アサーションは、自分のことも、相手のことも大切にするコミュニケーション技術で、
“さわやかな自己表現“とも言われています。
 
 アサーションはいつごろ誕生したかですが、アメリカで1970年代に「アサーション」に関する本が初めて発売され、ベストセラーになりました。この本は当時人種差別や性差別の問題に大きく影響を与えたと言われています。因みにコーチングコミュニケーションも丁度同じ頃、アメリカのビジネス社会において注目され始めました。物から心の時代となり、コミュニケーションの重要性が問われるようになってきたのだと思います。アサーションが日本に上陸したのは遅れること10年、1980年代です。
         
 アサーションはどのような場所でも使えるコミュニケーションスキルですが、サービス業など、人と関わることが多い職業等で、自分を犠牲にして他者への援助を優先してしまったり、また、現在、社会問題になっている「燃え尽き症候群」等、高い目標に挑戦することが求められている職業に就いている方や、少数精鋭化した職場で仕事の負担が多くなっている方々等が、アサーショントレーニングを行うことはとても有効です。

 アサーションでは、相手に言いにくいことを主張する権利があります。例えば、上司から依頼された断りたい仕事に「NO」と断ることができない、そんな時私たちの気持ちはイライラ・カッカ・モヤモヤ・グジグジ・メソメソ・・してしまいませんか?その場は言いたいことを我慢できたとしても、長期的に考えてみると相手との関係に溝が出できたりします。それは双方に良いことではありません。こんな時アサーションをが活きるのです。
 早速、トレーニングをしましょう。今回は自己表現の中でも特に難しい「NO」を言う練習です♪

<練習問題>
 Aさんは静かで口べたなタイプです。人事異動して間もない新しい部署で、環境にも仕事にも慣れない中で一生懸命仕事をしています。現状は、周囲のフォローもなく上司や同僚から色々な仕事を押しつけられることが多く、最初は疑問に思う仕事も、角が立つことを避け、どんな仕事も引き受けていましたが、次第に負担感や悔しい感情も湧いてきました。
 そんな思いを持ち始めた時、Aさんは上司から声をかけられました。
 「君、今大丈夫?悪いけれど、今すぐこの書類を作成して欲しいんだけれど・・」

こんな時、皆さんなら何と返事をしますか?

◇「あっ、はい、分かりました」

◇「すみません、今ちょっと忙しくて・・・」

◇「あの・・・その仕事は○○さんの担当だと思います」

・・・いかがですか?返し方一つで、相手が受ける印象は異なってきます。組織の中では仕事のできる人ほど、仕事が回ってきやすいのが事実です。それを全て引き受けていたらどんどん負担が大きくなっていきます。かといって、組織で働く上で、上司からの依頼を断ることは、かなりハードルが高いです。

ここでアサーションの登場です。
☆上手に断る3つのポイントの伝授
①自分の気持ちや状況を伝える
②相談してみる
③譲歩案を出してみる

 このポイントを踏まえ、言い方を考えてみましょう。 3月6日までに挑戦した方は、植田のメールアドレス「jbca@nbd-group.com 」にメールしてください。

 模範解答などはありませんが、私のアサーションは、3月7日に「Four-Leaf Clover」レターの中でお伝えします。

 さて、3月~4月いよいよ新人研修ですね。インストラクターの皆様が大忙しの時期です。
 季節の変わり目、呉々も体調管理をなさってください。健康第一!

LOVE
植田亜津子

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