研修のねらい
統一的な基準による財務書類等を作成する事が各自治体に求められており、これからの行政職員には、コスト意識や経営感覚を身に付けることが課題となっています。本研修は、公会計制度の現状について学ぶとともに、複式簿記の基礎、財務諸表の見方を体験的に学びながら、簡単な財務分析までを理解し、決算書を読みこなす能力を実践的に習得します。
<研修のポイント>
◎日々の取引から決算書を作成する(決算書の作り方を学習し、自ら作成する)
◎できあがった決算書から決算書の内容について分析する(決算書から何がわかるのかを学ぶ)
◎ベネフィット&コスト感覚を身につける(基本的な財務感覚を身につける)
◎財務4表の作成を行い、公会計について基本的な知識を身に付ける
対象者
簿記・公会計をはじめて学ばれる方
研修日数
2日間
※研修日数はご要望に合わせ、ご提案させていただきます。
研修カリキュラム
1.簿記会計の仕組み
(1)簿記システムの理解 〔講義〕
(2)簿記上の取引の認識 〔講義〕
(3)取引から仕訳までの流れ 〔講義・演習〕
(4)仕訳から元帳までの流れ 〔講義・演習〕
(5)元帳から決算書までの流れ 〔講義・演習〕
(6)決算書から組織をイメージする 〔講義・演習〕
2.複式簿記を活用する
(1)複式簿記と財務力 〔講義〕
(2)決算書の分析その1 〔講義・演習〕
(3)決算書の分析その2 〔講義・演習〕
(4)複式簿記を公会計に活かす 〔講義・演習〕