レター No.26「自分のワクワク感にアクセス」(2016年6月1日)

 月日の流れは本当に速いですね。気が付けば、紫陽花が美しく咲いている季節となりました。皆様も相変わらず、お仕事に追われる日々を送られていることでしょう。

 日常的にお忙しい皆様が行き詰まった時、海外旅行に出かけられたり、温泉に行ったり出来ればよいのですが、それは夢ですね!・・そんな時、心を軽やかにしてくれる「ワクワクリスト」を今回、ご紹介します。

 誰でも自分の中に、好きな事や好きな物、それがあると嬉しくなったり、エネルギーがアップする物や事柄がありますね。それらは、自分のリソースに直結しているものなのです。そのような自分がワクワクする事柄や物を、50個(以上でも)位リストアップしてみましょう。
 例えば、「朝日を浴びながら朝食」「ハワイアンを聴く」「ロイヤルブルー」「オレンジの香り」「周りの人々の明るい笑顔」「有難うの言葉」「日経平均株価の上昇」・・・等。
 あくまでも自分のためのリストですから、他人が見て何のことか分からなくても構わないのです。格好付けないで、素直に自分のモチベーションアップに繋がる事柄を単語でも文章でも書き出します。
 このような「ワクワクリスト」を作っている時、本人は気づいていませんが、顔の表情が柔らかく、キラキラ輝いています。「ワクワク」することを頭に思い浮かべている時は、皆さんの視線が上向き、背筋も伸び、幸せオーラがたくさん出ています。

 Mさんの「ワクワクリスト」には、「フランス」「ワイン」「ご馳走」「黄色」「ジョギング」「友人からのメール」「海が見える露天風呂に入る」「新しい仕事にチャレンジ」「チームワーク」「仕事の目標達成」「仕事が全部終わった時のすっきり感」「いらなくなった物を整理する」「新しいバッグ」「目覚めのコーヒー」「髪をカットした翌朝の出勤」・・等が、上げられていました。彼女自身の「ワクワクリスト」から、「仕事を楽しむ」「チームの一員」や「認められる・必要とされる」というメッセージが伝わってきます。やはり自分の「価値」に関係した項目が「ワクワクリスト」に登場するのです。

 ワーキングパーソンを対象としたコーチング経験から言えることは、「貢献している」「人の力になっている」「自分の能力を発揮できている」といった気分の時は共通して、仕事に意欲的に取り組み、自分の強み、価値、ニーズや成功体験と直結している時です。

 作成した自分自身の「ワクワクリスト」をよく見える場所に貼っておきましょう。行き詰まった時、「ワクワクリスト」は自分を元気づけるアクセスポイントです。
私も「ワクワクリスト」がハンドバッグに入っています。新幹線の中や仕事の空き時間に「ワクワクリスト」を見ながら想像の翼を拡げ、幸せ感に浸っています。

LOVE
植田亜津子

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